さて、
2011年9月21日に(社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)のヒューマンセンタードデザイン小委員会のお誘いを頂き、UXについてお話と議論をさせていただきました。JBMIAは、2年前もお招きいただき、利用意欲が製品評価に及ぼす影響とメカニズムについてお話させていただきました。
当日は台風15号が関東を直撃すると言う、忘れられない一日になりました。本当は安藤研の学生を数名ひきつれて、議論に参加させていただこうと思っていたのですが、台風接近が確実だったため自宅待機にさせ、実現しませんでした。残念。
上記資料の11ページ(12枚目)の図は、先日のUX initiativeで提示したものを、すこし手を入れたものです。まだ私自身もモヤモヤしていますが、すこしましな図になった気がします。
このスライドでいう「メンタルモデル」の考え方については議論があると思います。
ユーザビリティの考え方では、開発者のモデル、システムモデル、ユーザーモデルをどれだけ一致させるか、といった観点で捉えていました。
私はUX的発想(むしろ長期的ユーザビリティの方が、この場合は正しいかもしれない、、、)においては、ユーザーのメンタルモデルを徐々に構築するプロセスを支援することが重要ではないか考えています。
そのことを直接示した研究ではないのですが、参考までに以前消費者行動研究学会とヒューマンインタフェース学会で発表した研究も以下にリンクしておきます。
「購入時のメンタルモデルが 製品評価に及ぼす影響」
しかし、まだ自分の考えも整理できていないなぁと思う今日この頃。。。
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