UX研究の公開ゼミ「ex-lab」 第5回のご案内

こんにちは、代表の安藤です。最近ブログは、ex-lab中心ですが、卒業研究についてもおいおい報告していきたいと思います。

さて、第5回のエクスラボは、田中一丸くんが研究テーマとしている「UXの評価」について、再び議論します。

第2回で議論したように、Bruceらの「評価法の比較」を参考にすると、3つの評価の考え方があります。第2回で読んだ“UXカーブ法”は、Bruceの分類では、人々の現実を評価する、つまりSituated Evaluation(埋め込まれた評価)に当たるもので、特に長期にわたる評価を把握するものでした。

しかし、現在の産業界では、Formative Evalutaion(形成的評価)が求められています。つまり、製品の企画や作りこみにおいて、よいUXであるかをどうやって評価・判断したらよいかという問いです。

そこで今回は、Formative EvaluationとしてのUX評価の手掛かりを得るために、Sandra Sprollらの「UXコンセプトテスト」に関する論文を読むことにしました。

■第5回 ex-Lab エクスラボ

なお、企業や他大学の学生、研究者の方で一緒に議論をされたいという方がおられましたら、メールかコメント欄にてお申し出いただければと思います。検討の輪を広げていけたらと思っています。

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