第9回情報デザインフォーラム

みなさまご無沙汰しております。シツチョーの安藤です。
久しぶりに、安藤の活動をご報告させていただきます。

今年は最大9連休という大型のゴールデンウィークだったのですが、その真っ只中の2012年5月4日に、第9回情報デザインフォーラム@横浜デジタルアーツ専門学校にて、プレゼンをしてきました。

テーマは「情報デザインのワークショップ」です。情報デザインフォーラムでは、新しい本の企画をしていて、情報デザイン系の講義などで使えるワークショップを、関係の先生方の知見を結集してまとめる、という大変なたくらみです(笑)。

私も一部を執筆担当することになっています。もともと、浅野先生と一緒に“Webデザインのワークショップ”を担当する予定だったのですが、Webの分科会を開いたところ、「いまさらWebじゃなくて、サービスだよね」ということになり、「サービスデザインにしよう」ということになりました(その議事録、、、というか様子は浅野先生のブログ参照)。

まだ分担や進め方については、調整が必要なのですが、私は“サービスデザイン”と“インターフェースデザイン”のワークショップについて構成を考えることになりそうです。

さて、当日のフォーラムなのですが、実は前日までに作った資料がどうも腑に落ちなくて、当日はスライドを使わず、ホワイトボードでのプレゼンとなりました(「前日飲みすぎで準備できなかった」と言ったのは、演出です。はい。。。)。

(“情報デザインフォーラム”のブログからの転載)
写真のような感じで、ホワイトボードに書きながら話すというスタイル。
未来大の原田先生のアドバイスでやってみたんですが、パワーポイントに頼ってきた自分に、かなり反省しました。こういうプレゼンもかなり新鮮で良かったです。勉強になりました。

当日の様子については、情報デザインフォーラムのブログや、参加されたchachakiさんのブログmocha_cocoaさんのブログをご参考に。

以下が、当日ホワイトボードに書いた図の全体像を、改めてリライトしてみたものです。
話しながら書いたので、多くの要素が書かれています。こうなると1枚のスライドで表現するのは困難で、書きながら話すために書いた構造と言えるかも。




話のポイントは、サービスデザインでは、「ユーザ体験デザイン」の方にどうしても力点を置いて考えがちですが、やはり提供組織の「価値基盤デザイン」も併せて考えないといけないと言うことですね。当たり前のことですが。その際ポイントとなるのが、矢印の向きで、Design for Serviceを考える際は、組織の提供価値をユーザーの体験の言葉で説明することが重要だ、ということをお話しました。

なお、この話の元となったワークショップは、このブログに過去に紹介した写真を使ったKA法のワークショップです(F社での実施の例)。

なお、以下はもともと用意していたスライド資料に、当日話した話をスライドに展開しなおしたものです。スライドシェアにて公開しています。ご参考まで。

私もまだ考え中なので、ご意見等をぜひお聞かせください。

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