ゼミワークショップ 回転寿司屋の注文端末のGUIをデザインする

こんにちは、初めまして、安藤研1期生の田中一丸です、いちまるです。
2月3日(金)のゼミでは、「回転寿司屋の注文端末のGUIをデザインする」というワークショップなどを行いました。

回転寿司屋の注文端末のGUIをデザインする

目的
   プロダクトデザインコースの人にGUIのデザインの考え方、方法を理解してもらう
デバイス
   iPad2を想定
ステップの概要
   ・情報の整理(メニューの構造化)、要求事項の抽出(どんなことができたらいいかを考える)
     Point:ユーザ視点、お店視点←毎日おすすめメニューがある
   ・GUI概要設計書(ワイヤフレーム)
   ・ペーパープロトタイプ
   ・グラフィックの作成
   ・完成

ワークショップ

4人グループを2つ作って行いました。
まず、寿司屋のメニューがプリントされた紙を切ってグルーピングしました。


寿司は、形状別や、ネタの種類別、値段別などでグルーピング出来ることが分かりました。
寿司以外のメニューはサイドメニューというグループになりました。


次に簡単なシナリオを考えて、回転寿司屋あるあるや「こうだったらいいのに」ということを考えました。
シナリオは、「4人家族が回転寿司屋に来て、父(35)がおすすめメニューを注文、母(29)がヘルシーなものを注文、兄(8)がエビを注文、妹(6)がアイスを注文、子供2人がジュースを飲み、父がビールをおつまみを注文して、楽しいひと時を過ごして、お会計しておしまい」というものです。

回転寿司屋あるあるや、「こうだったらいいのに」というものは、
   ・寿司のネタをナビゲーションしてくれるモード、名前はスシナビ(ヘルシーコース、粋コースなど)
   ・今流れてるネタが分かる
   ・ハーフ&ハーフみたいに、1貫ずつ頼める
   ・今の合計金額が分かる
   ・サビ抜きにするには?
   ・あら汁は飲みたい!
   ・3週目の寿司は半額になる
   ・QRコードで寿司の詳細情報が見れる(仕入先など)
   ・ポイントカードを作る
   ・10枚で50円引き
   ・端末で遊べる子供用ゲーム、スシモン(スシ図鑑を完成させる!)
   ・スリープ中は水族館見たいに魚が泳ぐ映像、タッチした魚を注文出来る。
などがあります。


このシナリオや出た案から、注文端末のインターフェースのペーパープロトタイプを作りました。
まず、インターフェースに必要だと思われるボタンの案を出しました。
呼び出し、お会計、現在の値段、トップに戻る、戻る、履歴、おすすめ、注文、コース、セット、サイドメニュー・・・などの案が出ました。
次に、そのボタンがどの階層にあったらいいかを考えました。
現在の値段、呼び出し、トップに戻る、戻るボタンは常に表示させておくことになりました。
トップ画面には、おすすめ、スシモン、今売れているメニュー、注文、お会計・・・
というように階層ごとのボタン配置が決まっていきました。


そして、父(35)がおすすめメニューを注文するところの流れを考えました。
ここで、父(35)が注文するところを考えると、先ほど決めたボタンの階層や場所などを色々変更したり、ちょっとした問題が出てきてしまうことに気付きました。
やっぱりペーパープロトタイプを使って実際に注文する段取りを考えるのは大切みたいです。
色々話し合った結果、注文画面は階層を分けるのではなく、ポップアップのようにパッと出てくる事にしました。
居酒屋の注文端末のように、選んだメニューを最後にまとめて注文しないと商品が来ないインターフェースにしてしまうと、注文出来ているのかよく分からないということで、ポップアップが出て、個数やサビ抜き設定をしたらすぐに注文が届くということにしました。
父(35)の注文の流れは、
   トップ画面のおすすめボタン
     ↓
   ブリボタン
     ↓
   注文のポップアップ
というものになりました。


次に、父(35)の注文の時と同様に母(29)の注文の流れを考えました。
注文したものは、ヘルシーなものということで、注文のカテゴリーにカロリー別というものを作って注文したということにして考えました。
ここで、トップ画面の注文ボタンを押した後の画面表示が全く決まってなかったことに気付きました。
やっぱり、やっぱりペーパープロトタイプは大切です。
注文画面の見せ方は、上にカテゴリーをインターネットのタブのように表示し、左にカテゴリーの分類を表示することになりました。


ここで時間になってしまったため、今日のワークショップはおしまいです。
次回のゼミで続きを行います。

おまけ

ワークショップのあとにみんなで恵方巻を食べました。


今年も良い年になりますように。

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