Xデザインフォーラムで講演しました

安藤です。

2017年5月26日にXデザインフォーラム in 京都にて、講演をしました。



京都大学経営管理大学院の山内裕先生の講演を受けて、HCDの立場から議論する内容をお話ししました。山内先生は『「闘争」としてのサービス』を2015年に上梓されました。エスノメソドロジーによる接客の相互行為分析から、サービスがいわば“闘争”であると指摘している、新しいサービス科学の視点を示した優れた研究です。

その中で、「人間-脱-中心設計」というテーゼを示しておられます。講演では、これを踏まえて、改めて“人間中心”とは何かについて議論しています。


人間中心とは何なのか? 〜利他的UXから考える from Masaya Ando

まあ、多少山内先生はHCDを批判されているわけではないのですが、ちょっと話の都合でそんな風になってます、、、


素敵な会場は、ロフトワークさんのコワーキングスペースです。プレミアムフライデーのこの日は、18時から22時という時間設定。午後のワークショップから参加すると9時間という長丁場。50名くらいの参加者で、関西だけでなく東京からも多くの方が参加。

浅野先生のご挨拶。以下の写真はXデザイン学校の浅野先生のものを拝借しています。

山内先生の基調講演。難しいのですが、それでも非常にわかりやすくお話しされていて惹きつけられました。それより、やはりデザインとは何か、デザイナーとはどういう仕事なのかということを、議論し続けていくことが重要なのだと改めて認識することができました。


山内先生の主張を正面から受けてのプレゼンにしたので、ちょっと意識しすぎたかなーという気もしますが。でも、いつも話す機会がない話ができてよかったです。


山内先生、山崎先生とパネルディスカッション、、、ではなくて、時間が大幅に押したのでビアバッシュを兼ねた立ち飲みディスカッションになりました。
しかし、面白かったです。


はこだて未来大の原田先生が書かれたグラレコノート。す、すごいなー。。。許可を得て掲載。感謝いたします!



機会をいただきました浅野先生、山崎先生、そしてご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

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