2013年4月4日、千葉工業大学においてUXD initiativeを開催しました。
星野リゾートが展開する「星のや 軽井沢」などの空間デザインを手がけられた建築家で千葉工業大学非常勤講師の佐々木達郎氏に「リゾートの空間」と題してご講演いただきました。
質疑応答の時のメモ
印象的だったのは、星野リゾートと建築事務所、そしてランドスケープデザイン会社の3社がフラットな関係でプロジェクトにあたっている点です。また、その関係が1つのプロジェクトで終わるのではなく、長期的に関係が結ばれていること。プロジェクトの関わりの中で相互の理解が深まり、ビジョンが共有されることにより、よりよい結果が生み出されているという点です。
サービスデザインという観点では、「コンセプトを作り」と実際のオペレーションの観点からデザインしていくことの2点が重要だと思うのですが、その点は言語化できるものではなく、先にも述べたような関係性のなかで、あるいは星野社長のビジョンを理解するプロジェクトの中で生み出されているのだということでした。
オペレーションについては、ある程度レイアウトが決まった段階で、スタッフの方々と膝を突き合わせながら設計していくとのこと。さらに言えば、実際の運用での工夫をホテルスタッフ自身が考えだし、改善していくということでした。
改めてサービスデザインのあり方を考えるのに、非常によい刺激になりました。
私個人としては、「何かがみえた!」感があったのですが、まだ感覚で今後何かを探りつつ研究を深めたいと思います。
私個人としては、「何かがみえた!」感があったのですが、まだ感覚で今後何かを探りつつ研究を深めたいと思います。
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